書籍『世界トップリーダー1000人が実践する時間術』

著者: 谷本 有香
出版社: KADOKAWA株式会社
出版年: 2015

一応、時間管理本を出している自分としては、無視できない一冊。

世界のトップリーダーたちは、どの様に時間を使っているのだろうか? 彼らは決して時間に追われるのではなく、時間を支配していると本書は語る。

実践する事3つ

本書には時間に関するいろいろなノウハウが書かれていたが、自分としては以下を実践していきたい。

「何のための時間か?」を常に自分に問う

本書では「時間に追われている人ほど時間の使い方に罪悪感」を抱くと述べている。

これは自分にも大いに心当たりがある。

忙しくてやる事が多い時に、ちょっと休憩を取ったり、睡眠を長めに取ったり時に、ついつい罪悪感を感じてしまうのはよくある事である。

しかし、その様な時間でも「リフレッシュする時間」「次の仕事のために充電する時間」など意義を見出せば、その時間も有意義な時間として過ごせるのだと思う。

常に「何のための時間か?」を考え、その意義を見出せない時間は取らない様にする。 ・・・例えば自分の場合は飲み会の一次会はリフレッシュしたりコミュニケーションを取ったりする上で貴重な時間だが、二次会に関しては、疲れてしまって単にダラダラと時間を過ごして、そういった意義を見出せない事が多いので、そういった時間は取らない様にしていきたい。

バッファの時間を設ける

Google には勤務時間の二割を本業以外の時間に使う 20% ルールがあるのは有名な話だが、それを自分にも取り入れていきたい。 Google の 20% ルールは Gmail や Google Maps を作ったが、依頼された仕事以外のそういったクリエイティブな活動を自分も行なっていきたい。

歴史書を読む

本書では「1日6分の読書」を進めているが、その中でもリーダーたちは歴史物が好きな人が多いとの事である。「歴史を読めば人生で起きる問題のすべての答えがわかる」と書かれている通り、確かに歴史から学ぶべき点は多い。 地球上でこれまでに起こった出来事、偉人たちの生き様など、そういった歴史的な要素を自分の中にインストールしていきたい。

まとめ

時間に関しては普段から自分も色々と考えるところがあるが、今回の読書はまた新たに時間の使い方、時間の価値について再確認する貴重な機会となった。