開発計画

エンジニアが「時間」という
限られた資源を
有効に使う方法として

「開発計画」を立てる・・・

という方法があります。

これは、エンジニアが
プロとして戦略的、計画的に
お客様の要望を叶えたり
課題を解決したりする上で

まぎれもなく、
必要なものなのですが
実は、私が
サラリーマン・エンジニア
だった頃は、この「開発計画」は
不要なものだと考えていました。

 

サラリーマン時代に
いらないと考えていたので、
フリーランスとして独立した後も
「必要」だと気づくまでには
時間がかかったのですが、

では、なぜサラリーマン時代に
開発計画が不要だと
考えていたかというと、
それは、実際に私が開発計画を
書かされていたからです。

その頃、書かされていた
開発計画は以下の様なものでした。

 

● 完璧な計画を立てる為に
 開発計画にいつまでも時間を
 かけている。

● 開発計画の書き方には
 細部にまでこだわる。

● 実際に開発を始めてみて
 予期しない問題が出るなどして
 計画通りに進まなかったら
 叱られる。

● 開発段階に入って
 何か、良いアイデアを思いついても、
 それは計画に入っていないので
 着手する事ができない。

 

正直、この様に
いつまでも時間をかけて
開発に着手できず、

そして、自分の行動を
縛ってしまう様な開発計画ならば、
ない方がまだまし・・・ と
今でも考えています。

ただ、これはよく考えてみれば
「開発計画」そのものが
悪い訳ではなくて
「開発計画」の使い方を
間違えているのです。

例えば、バナナの皮を
道いっぱいに敷き詰めて、
それで、転倒する人が
続出したとしても
それはバナナが悪い訳ではなくて
バナナの使い方を
間違えている・・・

変な例えですが、
それと同じ事です。 (^^;;

 

実際、私は
独立した当初はまだ
「開発計画」はいらないと
考えていたので、
計画立てる事なしに
いきあたりばったりで
仕事をしていたのですが、

ですが、他にもいろいろと仕事を
抱えているので、
締め切りが近づいてくるまでは
どうしても、後回しに
してしまいますし、

また、開発が遅れていたとしても
開発計画がないと
比較対象がないので、
それと理解しにくい・・・

など、いろいろな問題点が
出てきました。

そういう訳で、
今はきちんと、開発に
着手する前に
開発計画を作る様にしています。

 

ただ、それも
私がサラリーマン時代に
やらされていた様な

完璧を求めて、
無駄に時間をかけ、
自分の行動を制限してしまう様な
書き方では
百害あって一利なし・・・です。

 

そこで、私が得た結論は、
開発計画は必要だけど、
その計画を遵守するという考え方が
そもそもの間違いで・・・

計画は途中で変えて
いいんです。

途中で変えても良いという事は
最初から完璧なものを
書く必要はないし、

(そもそも、机上だけで
全てのケースを想定できる
訳もないので、完璧なものなど
書けるはずもありません。)

途中で良い考えが浮かんだりしたら、
それは、積極的に取り入れ
計画を変更していくのです。

 

ただ、完璧なものを書く必要が
ないとは言っても
適当に書いて良いものでも
ありません。

想定し得るタスクやリスクは
できるだけ、
細かく挙げておいた方が
進捗も把握しやすいですし、
計画にも正確性が
増してきます。

 

いろいろと試してみて、
自分に合った書き方を
探してみると良いと思います。