その場を乗り切る

今回は少しネガティブな
状況のお話をしたいと思います。

フリーランスとして
独立して、
最初からずっと物事が順調に
進めば良いのですが、なかなか、
そうはならない場合もあります。

かく言う私も
最初の1年間はなかなか仕事がなくて
収入も得られず、
それなりに苦労はしました。

そこで、今回はこういう事がないに、
越した事はないけど
もしも、仕事がなかった場合に
その場を乗り切る方法を
お伝えしたいと思います。

 

とりあえず、開発等の
仕事がなかった時に
現金を得る方法は主に以下の2通りに
分かれます。

● 持っているものを売る
● アルバイトをする。

それぞれについて
見ていきたいと思います。

持っているものを売る

とりあえず、私が独立した当初
お金が尽きてきて
最初に考えた事は
持っているものを売って
お金にする事でした。

そこで、割とお金になったのが
これまで、技術者として
勉強する為に買ってきた本でした。

本を売ると言っても、
古本屋でそのまま売ったのでは
二束三文にしかなりません。

とりあえず、私も
最初は BOOKOFF で売ったのですが
ダンボール箱5箱分売って、
かろうじて、1万円いった程度でした。

 

しかし、その後
売る場所を変えると
ダンボール箱2箱分で
5万円くらいになりました。

その新たな売り先とは
・・・ Amazon です。

普通の古本屋は
自分が古本屋に売って、
そして古本屋がその本を
お客様を取るという仕組みですが、

Amazon は少し違っていて
あなたが お客様に直接本を
売るという形になっています。

ですので、買い手が現れるまでは
お金にはならないのですが、
しかし、そこは Amazon ・・・

日本全国からインターネットを通じて
本が欲しい人が集まってくるので、
半分くらいは、割とすぐに売れて
しまいます。

そして、廃れた技術の本に
関しては値段はほとんど
つかないのですが、

既に絶版になっている本が
あったりすると、
定価よりも高い値段で売れたり
するケースもあります。

 

後はパソコンとか
趣味のゲーム機とか
ソフトも売ったりしましたが、
こちらも、
中古屋に持って行ったのでは
安くなってしまうので、
Yahoo! オークション (ヤフオク)
で売ったりするのが
おすすめです。

これは、うまくいけば
中古屋よりも高い値段で
売る事ができる・・・という点でも
おすすめなのですが、
他にも、おすすめする部分があります。

それは何かというと、
「売る」為の経験を得る事が
できる
という事です。

ヤフオクで売る際には
値段を設定したり
写真を貼ったり
文書を作ったりといろいろな事を
しなければならないので
実は、結構面倒な部分も
あったりします。

ですが、この経験は
あなたにとって、絶対にプラスに
なります。

なぜなら、あなたは今後
自分の技術力という商品を
同じ様に、相手にメッセージを送って
売っていかなければならない・・・

つまり、商品が違うだけで
やる事は同じだからです。

ヤフオクは失敗したら
買い手が現れないなんていう事も
あります。

でも、その時は
内容を改善して、
またチャレンジしてみれば
良いのです。

ちなみに、私は
デジカメを売った時には
そのまま売るのではなく、
三脚と SD カードを
セットにして売る・・・
といった事をやったりしていましたし、

一眼レフのカメラのレンズを
売った時には、
私が出品したタイプの
レンズを「シンデレラレンズ」と
読んでいる人もいたので
その「シンデレラレンズ」という
名前で出品したら、
先に全く同じ型番の
レンズを出品している人を横目に
1時間で、あっという間に
即決価格で売れてしまった・・・
なんていう事もありました。

(ちなみに、その人は
レンズの型番を
そのままタイトルにして
出品していました。)

売るものこそ違え、
お客様が望んでいるものは
何だろう? ・・・と考える姿勢は

ヤフオクの出品と、
技術者として自分を売るのとで
共通している部分だと
思います。

アルバイトをする

次もお金が欲しい時に
定番の方法ですが、
アルバイトをするという
選択肢もあります。

実際、私も
売るものがなくなった後は
アルバイトをしていました。

ただ、何のアルバイトでも
良いかというと
そうでもなくて、私の場合

「シフトの自由が利く」

アルバイトにこだわりました。

なぜなら、やはりエンジニアの
仕事を 「本業」として
アルバイトはあくまでも
「副業」としたかったからです。

 

これが、例えば
システム構築等について
誰かから相談があった場合

「その日はアルバイトが
 あるから行けない。」

なんていう事になったら、
どちらが本業か分からなく
なってしまいます。

そこで、私が最初に選んだ
アルバイトは警備員でした。

警備会社にもよるのかも
しれませんが、

私が働いた会社は、
前の週に出られる日を出しておくと
その出られる日に仕事が
割り当てられる・・・という
仕組みでしたし
(但し、可能日に必ずしも
仕事が入るとは限らない。)
また、給料が2週間に1回というのも
魅力でした。

ただ、警備員という仕事は
人の安全を守る仕事なので
立派な仕事ではあるのですが、

でも、自分の本業である
技術者とは、なかなか結びつきません。

ですので、あくまでも
本業とは無関係な
副業だと割り切ってやっていました。

 

ただ、私はアルバイトは
警備員だけをやっていた訳ではなくて
しばらく経ってから
他のアルバイトを追加しました。

そのアルバイトとは、
オンラインのプログラミング講師です。

プログラミング講師の仕事は
生徒達と接するのが
すごく楽しかったですし、

オンラインなので
通勤がいらない・・・という
点も魅力でした。

時給も、警備員よりは
高かったですね。

ただ、仕事は
休日はいくらでも入ってくるのですが
平日は、生徒達も
学校や仕事があるのか
なかなか入ってこなかったので、

暫くは、
平日の 2, 3 日は警備員・・・
休日は、プログラミング講師・・・
という感じでやっていました。

プログラミング講師を
やっていて一番良かった点は
私の本業のスキルが上がった事ですね。

実は、私は独立前は
デスクトップ系の
ソフト開発が多かった為
Web 系のシステムについては
経験は少なかったのですが、

授業は Web 系が多かった為、
授業の予習をしたり、
生徒達に教えたりしているうちに
かなり、詳しくなりました。

現在は Web 系のシステムの開発は
割とやっている為、
その時の授業で、お金をもらいながら
覚えていった事が
すごく役に立っています。

 

以上、フリーランス・エンジニアが
仕事がない時に
その場を乗り切るノウハウでしたが、
内容は 物を売る。バイトをする。
といった単純なものですが、
その選び方は割と奥深い事が
お分かり頂けたのではないかと
思います。

こういう事は、
起こらないに越した事は
ないのですが、

ただ、いろいろな経験ができたり
覚えられたりと、
悪い面ばかりでもないので、
実際こういうケースにあっても
ポジティブに乗り切っていく
良いと思います。